ラウンドレビュー(川奈ホテルゴルフコース_富士コース③)
続く17番ホール。ここも11メートルの緩やかな打ち上げである。
ティーイングエリアからは見えないフェアウェーバンカーがあるというが、キャディーさんの説明を聞いてもいまいち頭に入ってこない。どの方向に打てばいいのか、イメージがわかないまま、広く見える右の方へ向かってティーショットを打った。
セカンド地点へ向かう登り坂を歩きながら、自分でも疲れを感じてきたので、持ってきたコンビニおにぎりを食べた。右ラフ、グリーンエッジまで110Y地点のボールまで息を切らして歩いてきたのは覚えているが、その後何番アイアンでどういうセカンドを打ったのか記憶にない。スコアカードでは2オン2パットでパーとあるのだが・・・。
そんな状態で18番にたどり着いたのだが、振り返れば暑さと疲れで集中力・思考力の低下が著しい状態だった。
18番は342Yと短いが、ハの字を描いて右にも左にもフェアウェーバンカーがいくつも連なっている。そしてグリーンまで11メートルの打ち上げである。
1Wで打つと曲げればトラブル必至と見て取れ、3Wを手に持つ。本来なら曲がってバンカーに入るリスクと、セカンドの距離が残るリスクを比べて、5Wなりユーティリティーなりを検討すべきところ、「1Wが嫌なら3W」ということしか考えなかった。そして3Wで打ち左のバンカーヘ入る。
左のバンカーはあごが高く、グリーンを狙うのはちょっと無理(無理なので残り距離を確かめなかった)。出すだけにして3打目にかけよう。でも、横に出すだけでは能がないから、PWのエクスプロージョンで斜め右方向に距離を出してみよう。結果、距離が出し切れずラフに落ちる。
ラフから残り110Y(こんな距離なら素直に横のフェアゥエーに出しておけばよかった)。グリーン手前のアリソンバンカーには入れたくないので、しっかり打とう。結果、がっつり打ってグリーン左奥へ飛んでいく。
登り坂を息を切らしてグリーンにたどり着く。3rdを打ってから思い至ったのだが、案の定グリーン左奥にもバンカーがあり、やはりそこに入っていた。グリーンは奥から順目の下りで速い。大きく打ってしまうと止まりそうももない。バンカーショットは、エッジまで出すだけでピンへ向かって転がるはずが、エッジで止まってしまう。そこから寄せきれない、入らない。
ということで18番で+3を打ってしまい、がっかり。しかしこの散漫な状態はしばらく続いてしまうのであった。